え、生理の貧困って何なの?

最近取り上げられている「生理の貧困について」

※今から私の体験談で話します。

まず私自身、生理用品を買えないことは今までなかったし、友人や職場にもいなかった。
そもそも女性あるあるだと思うのが、
もし外出先でポーチや手持ちに生理用品がない時は友人等に「もってる?」と聞いたりしてあげたりもらったりするのが当たり前。
貰ったから返すこともないし、あげたから返してだなんてそんな思考はまったくない。ティッシュ1枚をあげて返して!だなんて思わないでしょう?
そういう感覚です。

もちろん保健室に生理用品があって緊急時にはもらえていたし、新しいものを返すなんて制度もなかった。(そういう学校もあるらしいけど)
それにレストラン、居酒屋やホテルなどトイレに生理用品がおいてあるんですよ。

「緊急時にどうぞ」など記載されていて無料で使えるのね。テーマパークなどは生理用品の自販機がトイレにあります。たしか100円くらいで割高だけど買えるんですよ。

あと生理用品ってたくさんの種類があって選ばなければ安いんですよ、ぶっちゃけ。
ドラックストアだと21枚入り×2パックで200円くらいで売ってたりする。
そう、42枚入ってるわけですよ。

で、1回の生理(約1週間)何個使うの?と思うけど人によりけりで
平均は20枚。1パック使う感じなわけよね、
ここで問題が発生して夜用昼用と多種多様…。
幸い私は普通(上記の安いやつ)ので十分なので夜用なんて買ったことありません。
でも10代の頃はホルモンが安定していないのか1度に2枚使うこと(縦に並べたりね)ありましたし、
そうなると2パック使用することになるわけですね。

そして、鎮痛剤。
これは確かに生理用品みたいに安くないのでお金が必要かもしれない。
私も昔から鎮痛剤を飲まないと動けないので、1回の生理で10錠くらい服用します。なので大容量サイズを買って常備しています。
でも、これも貰ったりあげたりとした環境になるわけです。
女性が鎮痛剤(頭痛薬)持ってる人が多いのは生理用品同様、常にポーチに入っているからね。

前置きはさておき、ニュースの内容なんだけど

ざっくり問題点は4つとのこと。

①親に言えずお小遣いの中から、
 生理用品代を出さなければならない子ども
②貧困のため、生理用品代が払えない家庭
③普通に生理用品忘れてしまい、その日に欲しい子
④生理について知識がない人
この4点らしい。

①はわかります、高校の母子家庭の友達がそうでした。兄弟もたくさんいてバイトもしてやりくりが大変そうでした。でもちゃんとやりくりしていました。
ただ、父子家庭だと言いにくいだろうからお父さんが子供の年齢から察してお金を渡したりしないとだね。あいにく父子家庭の友人がいないので想像できません。

②に関しては…ネグレクトでしょうか。生理貧困とかの問題じゃないので誰かに一刻も早く手を差し伸べてもらいましょう。

③はしょうがないので、友人や保健室を頼りましょう。

④については学校行ってないんでしょうか?

小学校高学年で生理について保健体育で勉強しました。その時に

「血が出ても慌てず大人になる準備です、心の準備をしておきましょう」と言われました。
この授業を今でも覚えていますけど、もちろん慌てました(笑)
私は初経が高学年の時にきたけど(平均は10歳から14歳)
母には言いずらく数時間隠していました。
しかし腹痛に耐えきれず泣いて訴えた記憶が鮮明にあります。
「ママ、血が・・・死ぬかも(号泣)」
今思えばめでたいことですけど本当に痛くて死にそうでした(笑)
そこで改めて母に生理用品の付け方や新しいナプキンに変える時間など教わりました。
その後、生理用のショーツなど可愛らしいものを買ってくれたのを覚えています。
中学までは一緒に買い物へ行くのも恥ずかしい気持ちがあったので生理用品は母が毎月違う種類を買って部屋に置いてくれていました。
今思えばどこのメーカーが良いとか好みがわからないので色々試してくれていたのでしょう。
高校生からは恥ずかしさもなく一緒に選んでました。

こうやって思い出し書き出すと恵まれていたのかなと思いますが周りの友人もこんな感じだったし当たり前すぎて…。

あとニュースのコメントを見ていると
「メイク用品やスマホ代>生理用品」って本当?!
毎月、何十年も付き合っていく必需品でしょうよ…
それを買わずに出費を抑えて何がしたいんでしょう。
母もこのニュースを見て「どういうこと?買えないってこと?」
と不思議がっていました。
わたしも読めば読むほど理解できません。
確かに生理はめんどくさいよ、痛いし憂鬱だし最悪だよ。
でも女に生まれたからには逃れられないイベントなのですから必要な生理用品は買いましょうよ。

おわり

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